映画を観て語る会の100回にあたり
代表世話人を務める 「映画を観て語る会」 が、今晩の会をもって開催100回を迎えます。
記念冊子に寄稿しました拙文を掲載いたします。
『 映画を観て語る会の100回にあたり』
池波正太郎さんは著書の中で、「映画を観るということは、“いくつもの人生を見る”ということだ」「映画
なら“わずか2時間で、隣りの人がやっているのを見るように”人生を見られる」と語っています。思わず
膝を打つ納得の言葉です。
一度きりしかない人生でたくさんの人生を疑似体験できるのだからこんなに楽しいことはありません。
しかも月に一度の「会」では、メンバーの方々から経験に裏打ちされた洒脱な「疑似体験」話を聞くことが
できるのです。映画関係者の方々もいらっしゃって業界事情、製作の舞台裏なども知ることができます。
自分も少しは「鑑賞力」が鍛えられたように感じます。そこではとても贅沢で豊かな時間が流れています。
そんな「会」が回を重ねること100回。 よく続いたものです。 官房長官時代も欠かさず出席された河村
健夫先生、立ち上げに尽力された川戸さん、松井さん、寺脇さん、そして事務局の労を取っていただいて
いる有坂さんはじめ「会」に関わる全ての方々に心からの感謝を申し上げたいと思います。