永年在職表彰にあたり
おかげさまで25年。
昨日、衆議院にて永年在職表彰を受けました。25年連続して国会議員を務めることができたのは、すべて支援して頂いている方々、さらには事務所スタッフ、家族らのおかげです。心から感謝申し上げます。表彰を辞退する方もいましたが、表彰を受けてもかつてのような特権は何もないので、感謝の思いや決意を新たにするためにも自然体で頂いた次第です。
1993年に初当選。最後の中選挙区制度下で、選挙制度を含む政治改革が争点でした。その後小選挙区制度が導入され、その狙いである政権交代のある政治は、福島県の発展、地方分権改革、政治主導の確立、日本の外交力強化などと並んで私の国会活動のテーマになりました。
最も衝撃的な出来事は、いうまでもなく東日本大震災です。地元選出の唯一の閣僚として、最後の砦たらんと決死の覚悟で、未曾有の事態と向き合いました。…
議員は長く務めればいいというわけではありません。大切なことは、「何をやったか」「何をするか」です。
福島県の復興はまだ緒についたばかりの地域があり、F1の廃炉も順調とは言えません。
日本全体に目を転じても、人口減少や地方の衰退、財政赤字などに強い危機感を感じます。
次の世代に質の高い豊かさを引き継げるようにするため、真価が問われるのはこれからだと思っています。 難局にあたり、これまでの蓄積を有効に活用しながら全力を尽くしていきます。
平成30年5月23日 記