「日米・米韓・米中首脳会談と北朝鮮問題」について
トランプ米大統領の一連のアジア訪問について、各国とも破格の対応で夫妻を迎えた。 とりわけ私が注目していたのは、米中首脳会談において、北朝鮮問題への突っ込んだやり取りがなされるかどうかであった。突っ込んだやり取りとは、中国を本気にさせる外交を展開するかどうかということ。
最大限の圧力=石油を止めるということが北朝鮮の崩壊につながるとすれば、北朝鮮の「崩壊を想定」した話し合いを米中ができるようにならないといけない。すなわち大量の難民流入や在韓米軍の扱い、核物質の管理などの中国側の懸念に米国はもちろん日本、韓国、ロシアそして国際社会全体で対応しなければならないタイミングではないだろうか。…
そんな「中国を本気にさせる外交」の萌芽となるようなやり取りを期待したが、どうもそこまでの話には至らなかった模様だ。
11月10日 記