『スターウォーズⅦ』 J.J.エイブラムス監督
『禁じられた歌声』 アブデラマン・シサコ監督
『ブリッジ・オブ・スパイ』 スピルバーグ監督、トム・ハンクス
『不屈の男、アンブロークン』 アンジェリーナ・ジョリー監督、ジャック・オコンネル
『大地を受け継ぐ』 井上淳一監督
『ニューヨーク、眺めの良い部屋売ります』 リチャード・ロングレイン監督、モーガン・フリーマン、ダイアン・キートン
『家族はつらいよ』 山田洋次監督、橋爪功、吉行和子
「禁じられた歌声」は、「母と暮せば」選評にも記したようにIS支配の様子がわかる
貴重な作品。
「不屈の男」は、ネットで反日と批判され日本ではお蔵入りしそうだった。1936年のベルリンオリンピック出場の米軍パイロットが日本軍の捕虜になった時の体験を描いているノンフィクション。どこまでが実話かは確認の必要があるが、真実なら受け入れるしかない。同時に世界各国でこの映画を観賞した方々には、米兵POWへの日本国外務大臣による招聘、謝罪が岡田外相時、玄葉外相時に行われた事実も併せて知ってほしいと思う。ネトウヨから激しい攻撃を受けたことを思い出す。
「大地を受け継ぐ」は、政治家は見なければならない作品。
3.11直後に絶望して自ら命を絶った福島県須賀川市の樽川さん。残された遺族(奥さん、跡継ぎの息子さん)が訪れた学生たちの前で思いを語るドキュメンタリー。心にグサリとくる言葉や印象深いメーセージがたくさん散りばめられている。
「ニューヨーク、眺めの良い部屋売ります」は90分強のサクッとした上質な作品。
「家族はつらいよ」は、泣きあり笑いあり。熟年離婚という現代的テーマを上手く扱っている。さすがだ。無駄なシーンもなく100分でまとめている。名作。
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